○忘れられない出来事・その3○
| 完敗・第一部 皆様御機嫌麗しゅう、船頭でございます。 忘れられない出来事・その3は「完敗」です。 ちょっと長くなるので二部構成にしてみました。 まずは第一部。 船頭が良く「宿敵」と紹介している葉山・与兵衛丸さんですが、 何で宿敵なの?本当に仲が悪いの?と良く訊かれます(笑) いつも釣果のレベルが均衡してるから宿敵とかライバルとか船頭が勝手に言ってるだけで、ホントは仲が悪い訳じゃないんですよ(笑) そう、いつもは同レベルなんですけどねー・・・ それがムギイカからスルメの時期になると、ちょっと状況が不利になってくるんです(汗) 理由はね、御存知の方も多いと思いますが、イカ釣りマシーンなんです。 マシーンと知っても機械じゃありませんよ、イカ釣り名人・Mさんの事です。 それも手釣りのスペシャリストで、Mさんが乗ってるとまず勝てません。 そりゃそうだよね、一度に15杯とか付けてくるんだから、 その破壊力たるや凄まじいものがあります。 当DT丸にもイカ釣りマシーンはいるんですが、如何せん燃料がビールなので(笑) すぐにオーバーフローを起こしてしまい作動しなくなっちゃうんですね(爆) その日も与兵衛丸の右舷ミヨシにはMさんが着座されていました。 そのシーズンの江ノ島沖〜鎌倉沖はムギイカが好調、連日多くの船で賑わっていたんです。 朝イチはエボシ沖から開始だったと思います。 なぜか反応が少なく、船頭を含め湘南チームは右往左往でした。 タマに群を捕まえる僚船がいても、全船で追い回すので船頭は入り込めず(汗)早々と諦めて、「反応少ないけど当たると数が付くよ」とヨヘー丸が教えてくれたので葉山沖に向かいました。 葉山沖はヨヘー丸とまさみ丸鶴船長だけ、船頭が合流して合計3隻。到着するとタイミングばっちり、イカのスイッチが入ったみたいで、葉山チームはイカを次々と取り込んでいます。 接近すると船頭も好反応発見、早速投入しました。 案の定、早い人から仕掛けが止められて、次々にイカが乗ってきたんですが・・・・ なぜか1杯ずつなんですねー、両サイドの船はというとイカがゾロゾロゾロ・・・・ っておいおい頼むよ何で俺だけショボ乗りなのよ(汗) 魚探には反応ばっちり、でも大した事ないんですー(泣) 仕方ないので仕切り直しで流し変えてみました。 動き出すとすぐに大きな群に遭遇、今度こそ!とすかさず投入しました。 でもあまり乗らないの(号泣) で、隣にヨヘー丸が来て投入するとゾロゾロゾロ・・・何だかねー。 悔しいので並んでしばらく流してみるのですが、M名人はマシンガンのごとくイカを釣り上げていきます。1回に上げるイカが10杯以下というのはまず無かったですね、5分で50杯ってのも大袈裟じゃないんですよマジに。 本船はというと1杯ずつポツリポツリ・・・両サイドの船では入れ掛り・多点掛けのラッシュ、 これにはさすがに焦りましたねー、でも何回やっても同じなのよ。 本船はほぼ全員がブランコで手釣りが一人、戦闘力で遥かに劣ってはいたんですが、 ここまで差を見せ付けられちゃうとねー、もう笑うしかないですよ(笑) 当時船頭の助手だった優君は、あまりの不甲斐なさに堪りかね、乗り台で手釣りを始めようとしましたが、結構な人数が乗っていてオマツリも多かったんでそれも叶わず・・・・まさに「見てるだけ」でした。 結局Mさんは450杯以上(正確には憶えてないけど500近くでした)の聞いた事も無いような大漁、本船はスソが1ケタでトップは手釣りのSじい様が80数杯、まあ数字的には悪くないのですが・・・・ 後から駆けつけた僚船達にもブチ抜かれ、確か最下位だったと思います(泣) 以上、「完敗」第一部終了です。 |